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身近な科学の雑記から、日記など

【近況報告】 ゴールデンウィーク開幕!思い出のうどん屋とともに…

近況報告

 4月も佳境!

 大学院を修了してからもう一月経ったなんて…

 このことを信じられないくらいには一日一日を必死に頑張っていることを実感しています!

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 ゴールデンウィークを遅めの春休みと位置付けているため、8日間の休みを獲得できました!

 ゆっくりしたいので帰省します!

 

ジョジョ4部 BD レビュー

 

 そんな連休が近付くさなか、ジョジョ4部のBD最新巻が届いたので視聴し情熱要素を回収。

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 鉄塔に住む男の話はリアルタイムで見ていた時、なんとも思わなかったのですが、

 ▼(ジョジョの奇妙な冒険第四部より 鉄塔に住もう一部抜粋)

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人は『入れ!』と言うと用心して入らない

『入るな』と言うとムキになって『入ってくる』

 

誰か他人にカスつかませて・・・自分だけ出れば助かるじゃあないか・・・・・・・・トランプゲームの「ババヌキ」みたいなものさ

 「人間の社会」と同じさ!

 「ババ」は自分以外の誰かに持たせりゃあいいんだよ!ちがうかい?

 

 という敵キャラの台詞になぜか心が動いてしまいました。

 

 それに対し、『正月に子供を騙す大人みたいじゃないですか』と報いる言葉も出てきます。善悪という感情よりも哲学的に深かったですね。

  その他にも個人的に好きな戦いであるエニグマの少年とのバトルがあるのも見どころですね!

 

なつかしのうどん屋

 

 とにかく冷たいうどんが食べたくって、大学時代にお世話になった『麺房 久五』に行ってきました!

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 麺房 久五に着くやいなや招き猫ならぬ招き狸が待ち構えていました!

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こんにちは!

返事がない…

 

ゆっくりしていけ

と聞こえた体でいざ入店!

 

 高知県のうどん屋さんはかなり本格派です!香川のうどんをを最高ランクに見たてたら上から数えた方が早いくらいのランクで食べ応え抜群です!

 

 数あるメニューがある中で私はキムチ醤油うどん(500円)を注文!

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 サービスでついている天かすやゴマ、ゆず酢を注ぎ、

オリジナルキムチ醤油うどん…

             完 成

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 気になるお味ですが…

 うどんはモチモチしていてその食感を求め、箸が麺をすくうのをやめない!更に追い打ちをかけるかのように、しょうゆとゆず酢の味付けが舌を促し、麺を求め箸を握る手のエンジンは加速!そこへ更にキムチの絶妙な辛さが相まって聞き手の右腕が飲み込んでもいない麺が存在しているのにすくい続け暴走、麺という燃料は一気になくなってしまった…

 

 控え目に言って、最高でした!

 確実に言えることは、調理時間より食べる時間の方が圧倒的に早いくらいにはおいしかったです!

 

▼(ジョジョの奇妙な冒険 第4部より)

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 いつもご愛読感謝しております!

 それでは!

 

※帰省のためGWの期間は更新が不定期になる可能性があります。

 

 行ったお店

関連ランキング:うどん | 土佐山田駅

【カクテル日記】 ジン+ゆずジュース 高知県名産品を使ったカクテル

 ゴールデンウィークも突入し、長い休みを得ることができたので、まったりといい気分になれるカクテルを作ってみました!

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 高知県の名産品でもある、馬路村農協公認の飲料に『ごっくん』というゆずジュースがあります。

▼(写真は実物)

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 地産地消ではないですが、この『ごっくん』を使ってカクテルに挑戦です!

 

 ジンベースでシンプルに仕上がりました!

 

【レシピ】

 ジン 25mL (使用したのはサントリーDRY GIN)

 ごっくん 90mL(大体半分)

 炭酸 少量(大体5mL) (使用したのはウィルキンソン炭酸)

 

①:ジンとごっくんをシェーカーに入れてシェイク

②:①をタンブラーグラスに入れ、炭酸を加える

 

完成!!

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気になるお味は…

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 ごっくん由来のゆずの香りからジンの香りが引き立ち、交互に香り、後から来るジンのスパイシーな味わいがたまりません!ごっくんは蜂蜜を甘味料に使っているため、甘みのあるジュースですが、それさえも凌ぐ辛口テイストです。しかしながら、後味はほんのり甘く、炭酸がさっぱりとした味わいを演出してくれます。

 贅沢な一品になりました!

非常においしかったです!!

 

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 味わって飲むのも良いし、非常に飲みやすく清涼感があるため夏場向きといったところでしょうか。飽きない味で今後とも作っていく一杯になりそうです!

 

 

 

 

  ごっくんが気になる方へ

ゆずジュース ごっくん馬路村 180ml 6本

ゆずジュース ごっくん馬路村 180ml 6本

 

 

 

 

【科学雑記】 無理を導き出す!√2の算出編

 「よくはわからないがとにかくこういうものだ」と説明すると、なぜか妙に納得いってしまう事柄ってありませんか?

 

 世界の有名な建物「ピサの斜塔」ですら、「ともかく傾いた塔だ」というと、理由とかを求めずになぜかそういうものかと納得してしまいます。

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 深く知ろうとする探求心の強い方は物事の「核心」を見つけようとすることが多いですが、反対に耳に入れておくだけというという方は「なんとなくの全体像を掴めれば良い」と思うことが多いと思います。

 

 好きな漫画の作品を友達に勧めて、「なんでこういう展開になったの?」って聞かれたら「それはそういうもんやから…」とあきらめの意志もあるかもしれません

▼(とある漫画の例)

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 少しタイトルから反れてしまいましたが、今回は「こういう数だから仕方ない」といって話を割り切ってしまう無理数についてです。

 

 無理数とは有理数でない実数で、分数の形で表せない数を指します。

 ちなみに有理数は分数の形で表せる数です。

 

 例えば、円周率のπ根号(√ )を含んだ数ネイピア数のe、物理の世界では重力加速度g(観測された値に該当するため、無理数であることを証明する必要があるとの指摘があったため真偽は不明です。)など様々です。

 

 こういった無理数は果たして「こういったものだから」で済ませない数だと思います。必ず何かしらの形で求めることによって得られた結果を見ているわけなので、今回はその無理数である√2をどうにかして算出したいと思います。

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 まずは、下図に直角三角形があります。

 

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 この直角三角形は三平方の定理より、1²+1²=√2²

 移項すると、√2²-1²=1² となります

 ここでa²-b²=(a+b)(a-b)より、

①:(√2+1)(√2-1)=1ですね。

②:①の式を変形すると、

  (√2-1) =    1  
(√2+1)

 

 ③:②から

  √2 =1+    1  

(√2+1)

 

 ④:√2に③の式を代入

  √2 =1+       1      

(1+1/(1+√2)+1)

 つまり、

  √2 =1+      1     

(2+1/(1+√2))

となります。

 

⑤:④の式の√2に③の式を代入

  √2 =1+          1         

(2+1/(1+1+1/(1+√2)))

 つまり、

  √2 =1+         1       

(2+1/(2+1/(1+√2)))

となります。

 

⑥:⑤の式の√2に③の式を代入…を繰り返す。

 

と繰り返し計算していくときりがないので(無理数はこれがつらい)

 

ここで、1²<2<2²であるから、1<√2<2なので楽しましょう!

 

⑥の式でやめて、√2=1として近似します。

そしたら…

  √2 =1+    1  

(2+1/(2+1/(1+1)))

  √2 =1+    1  

(2+1/(2+1/2))

  √2 =1+    1  

(2+1/(5/2))

  √2 =1+    1  

(2+2/5)

  √2 =1+   1  

 (12/5)

√2 =1+  5 

 12

 √2=1.416となります。

 

 これは本来の数字1.414とは少しかけ離れていますが、近い値となっています!

 無理数を導き出せました!やってみるものです…

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 また、⑥でやめずに順々に繰り返していけばさらに正確な値が導けます。

 しんどいもんで、こういった仕事はコンピューターに丸投げしたいものです。ですが、導けるということでも大きな一歩と言えましょう!

 

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 長くなりましたがいかがだったでしょうか?

 これはこういうものだと思うものや事柄の核心を確かめることはとても大切です。

 何事も結果があれば原因はあります。そこを追及する楽しさこそが科学なのかもしれませんね!

 

 いつもご愛読ありがとうございます!

 それでは!

 

 参考文献:数研出版 赤チャート数学Ⅰ

改訂版チャート式数学1+A

改訂版チャート式数学1+A

 

 

 

【科学雑記】 銅が金色に!これが錬金術?!

 錬金術はご存知ですか?

 ある年に『鋼の錬金術師』という作品が一世を風靡しましたが、そのフレーズは聞いたことある人が多いと思います。

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 そもそも錬金術とは、普通の金属類(卑金属)を金・銀などの貴金属に変化させようとする術のことを指しています。

 一部では、ギャンブルで勝つことを錬金術と呼ぶこともあるようですが、これは違います。

(ギャグとしてはうまいです)

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   結果としては、物質は元素から成り立っているため、異なる金属から金などを作ることは到底難しい領域にあります。

 しかしながら、様々な実験技術や塩酸や硝酸などといった今日で実験に使用されている技術や試薬はこの時に確立されたと言われています。

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 一方で、メッキという手法があります。

 メッキは一般に表面処理の一種で、材料の表面に金属の薄膜を被覆することを言います。化学的な合金としても位置付けられています。

 

 メッキという手法をすれば(見た目だけ)卑金属から貴金属に変えることができるというわけですね!

 

 特に銅と亜鉛の合金を真鍮(しんちゅう)と言います。

 これは黄銅とも言われ、金に似た美しい黄色の光沢を放つことから金の代用品としても扱われました。

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 即ち、銅が金色になったというわけですね!

 

  そんな真鍮ですが、身の回りのものでも存在しています。

 身近な例で金色に見える金属(真鍮)の例を探してみましょう!

 

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 上に掲げた例はほんの一例です。

 

 五円玉は特に身近だと思われます。

 それでも結局は金色っぽいだけで中身は銅や亜鉛が主です。

 

 基本的にメッキは酸化しやすい金属を酸化しにくい金属で覆うことを目的としていることが多いため、その役割は高く評価していく必要があります。

 

 金!にはなりませんでしたが、金属と金属の濃密な関係は色こそ目標に近づけることを示せたというわけですね!

 この技術の確立も錬金術の延長線上だと考えると何だか涙ぐるしい所もあります。

 いつかは本物の金が作れることを願って

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 ご愛読ありがとうございました!

 それでは!