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身近な科学の雑記から、日記など

鳥で感じる季節

 みなさんは、季節を感じると思ったら何を思って感じますか?

 カレンダー、体感気温、ニュース、日差し、日没、花、虫、あるいは地元の祭りなど、考えてみると様々な要因が重なって春夏秋冬という季節を感じているというわけですね!

 

 その要因の中で今回は『鳥』について見ていこうと思います。

鳥の中でも渡り鳥はその季節でしか見ることしかできないため、季節を感じる要因の一つとして考えられます。

(写真はフリー 上は夏鳥のツバメ、下は冬鳥のカモ)

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 人は文明の利器を使って冬を快適に過ごすことができますが、その他の動物はそうはいきません。鳥の場合においても例外ではありません。

 鳥の冬越しは冬眠をしない分、最適な場所を求め渡る鳥も存在します。(渡り鳥

ツバメの様に春頃に南の国から日本に現れ、夏を過ごし、秋に南に渡る鳥を夏鳥といい、ハクチョウの様に秋頃に北の国から日本に現れ、冬を過ごし、春に北に渡る鳥を冬鳥といいます。

 

 こう考えると不思議なもので、渡り鳥自身は過ごしやすい気候を追い求めているのに人からしたら季節を感じるという…興味深いですね!

 

  文学の世界でも俳句の季語として、ツバメは春を表し、カモやハクチョウは冬を表します。季節を感じると思う身近なものを楽しむことで、季節をもっと楽しめる気がしますね。