kazumascience idea note

身近な科学の雑記から、日記など

光るカクテル!

 修了記念に自分へのご褒美としてバーテンダーセット買いました!週末の楽しみに極めたいと思います!

(写真は昨日届いたセット一式)

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 早速、ジンとトニックウォーターを混ぜてかき混ぜるだけですがセットの計量カップを使ってジン・トニックを作ってみました!

(写真は作ったジン・トニック)

 

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 味の方はいい感じにできたので、別のトニックウォーターや果物を使ったりして更に極めたりしたいですね!

 

 そんなジン・トニックなんですが、ブラックライト(紫外光)を当てると光る(蛍光発光)ってご存知でしたか?詳しくはトニックウォーター中に含まれるキニーネという分子が紫外光を吸収してその現象を引き出しています。

(画像はブラックライトを当てたトニックウォーターキニーネ分子)

 

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 その他にも身近なものでブラックライトを当てると光るものもあります。

 グミやキャンディー、エナジードリンク、お札、なんと腐りかけのミカンも光るそうです!例の多くはリボフラビンと呼ばれるビタミンB2の影響によります。お札のように偽札防止にも利用されている例もあるようです。

(画像は身近な蛍光発光例)

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 どのようにして蛍光発光し、蛍光する分子としない分子の違いは何でしょうか?それはπ電子の影響があります。π電子は二重結合または三重結合を持った分子にのみ持つことができ、大まかにいうと、その結合が長ければ長いほど長さにあった色を発するというわけですね。

 π電子は紫外光などの特定の波長を吸収し、励起し、励起する際に受け取ったエネルギーを熱、あるいは光として放出しているというわけですね。その際に発する光が蛍光です。

 (画像解説は名古屋市科学館から)

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 少し専門的になりましたが、このような光る身近な製品をブラックライトを片手に探してみませんか?宝探しみたいですね!