kazumascience idea note

身近な科学の雑記から、日記など

高知市にあるフードロス削減ショップに行ってみた。

ここ最近、「フードロス」という言葉をスーパーなどで見たり聞いたりしませんか?

            https://4.bp.blogspot.com/-ZqmDNr5axa0/VvKY8Lr47TI/AAAAAAAA5EU/rUPgiBbxZdIZCfhXWlbtDSD_WGVDKgw6w/s800/food_syokuhin_haikibutsu.png

 

私もあまり詳しくはないので、勉強のつもりで書いていますが、

消費者庁のホームページによると、

 

フードロスとは、まだ食べられるのに廃棄される食品のことです。

日本では、年間2,759万トン(※)の食品廃棄物等が出されています。このうち、まだ食べられるのに廃棄される食品、いわゆる「フードロス」は643万トン(※)。

これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食糧援助量(平成29年で年間約380万トン)の1.7倍に相当します。

とあります。

https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/information/food_loss/education/

 

賞味期限ギリギリであるから捨ててしまう、仕入れすぎた食品が売れずに廃棄してしまうなど、腐って食べれないわけではないのに、いらないから捨ててしまうという食品に当たるものが「フードロス」に当たるわけなんですね!

情報が3,4年前のものなので古いとも言えますが、食品廃棄物の23%が食べれるのに捨ててしまうものに該当するみたいです。

 

というのも、高知市内を散策をしていると、このようなお店に出会いました。

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ショップ全体です。

場所は高知市南久保にあるとさのふるさと市場の裏側にあります。

ちょっと面白そうなので入ってみました。

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店舗名はecoeatといって、全国的に法人で立ち上げてるみたいですね。

中の写真とかはありませんが、お菓子や飲料、即席めんなどが多くあり、非常食的な食品が多く揃っていました。なかにはプロテインやサプリなどが定価の90%引きで売られていたりしました。

 

消費者のターゲティングの層がなんとも言えませんが、小学生もしくは小学生のお子様をお持ちの親がお菓子を買いにきたり、小腹がすいて安価にお菓子を食べたいなどという人は気軽に寄れるのではないでしょうか?

 

もちろんですが、大半は賞味期限切れか間近なものが多いです。

抵抗がある人はなんとも奇妙な店で終わってしまうかもしれませんが、賞味期限の知識を補えば抵抗も少なくなります。

 

賞味期限は品質管理上美味しく食べれる(未開封に限る)期限のことを指し、酸化等による劣化が遅い食品につきます。

(似たような言葉に消費期限というものがありますが、これは、安全に食べられる(未開封に限る)期限を指し。傷みやすい食品につきます)

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農林水産省の資料より

今後こういったお店が増えていくかもしれませんが、安すぎるからと言って買い込んで捨ててしまっては本末転倒です。

買った即日に消費するように心がけましょう。

(ちなみに自分はスナック菓子を2つ購入してすぐ食べました。とても安かったです。)

 

おもしろいお店、考え方に出会えてよかったです。

では、また。

 

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