温度って何だ!
気温ってあるじゃないですか?
ほら、あれですよ、天気予報の番組もしくはコーナーで、全国各地の予報のマークの備え付けの様に紹介されているあれです。
(写真は天気予報例)
人によっては、むしろ天気よりも気温の方が気になってしょうがない人もいるでしょう。
ところで、
Q.いつも使ってる気温の単位ってなんでしたっけ?
そう!『℃』ですね!正式名称は摂氏温度(セルシウス温度)と言いますが、これは、角度を表す『°』にセルシウスを表す『C』を合わさった形になっています。
…………
「いやいや、そんなの知っとるわ!」と思ったそこのあなた!
「ちょっと待ってほしい!!」
話は続きます…
Q.この『℃』という単位、何(物質名)を基準にして値を決定しているのでしょうか?
悩み所の境地に達しているみたいですね……
順に考えを整理しましょう。
①基準ということは、何かの値を『0』としている?
②基準と言われるくらいだから身近な物質と推測できる。
③0℃といってピンと来るのは…
④水が氷になる温度がそういえばそうだったな……
⑤水が基準かも!!!
⑥よくよく考えると水の沸点が100℃なのも妙に揃ってる感がある
そうです、水が基準物質です。蛇口ひねると出てくるほど身近です。
(図のように蛇口をひねったら出てくるものも世間では存在するようですが、例外です。)
(図左はwikipedia 右上図はニュース画像、右下はJタウンネットより)
よくよく考えると水の凝固点と沸点がそれぞれ0℃、100℃ってうまく行き過ぎていませんか?
そこにポイントがあります。
1気圧において水が氷になる温度を0℃、水が水蒸気になる温度を100℃にして100等分したのが摂氏温度になります!
なるほど!
というわけで、生命を支える水が基本的な温度の単位基準になっているという話でした!!