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【科学雑記】 発芽の基本はこの三つ!

 先日の画像にも挙げましたが、梅雨の季節と言えばアジサイが見頃ですね。

小さな花弁と大きな葉っぱなのが対比的で風情があります。

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 植物の始まりは「種」から育ちます。例え、大きな木であっても最初は小さな種からスタートです。

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 種から芽が出ることを「発芽」といいます。

個人的な解釈として、植物の産声とでもいいましょうか。芽が地面から出てきたということは生命の始まりを感じます。

 時にはイネなどといった植物を食用として、ハーブといった匂いが特徴的な植物を栽培することで虫よけを狙うなど、観賞用だけではなく、私たちの生活では欠かせないものとなっています。

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そんな、発芽ですが、必要最低限の三つのことを守れば良いです。

家庭菜園など始めたい方には必見です。

 

一つ目に「空気」にある程度触れていること。

植物も呼吸をします。そのためには空気が必要です。

二つ目に「水」が必要であること。

種子内に含まれる養分を使うために必要です。

三つ目に「適度な温度」の環境が必要であることです。

呼吸や養分の分解をするために必要です。

 

意外と簡単ですね!適度な温度については極度に寒暖でなければ問題ないです。

あとは極度の水のやりすぎや種を植える時、土で覆い隠しすぎてしまわなければ問題ありません。

 

土や肥料、日光など様々な要素が出てくると思いますが、これは成長に関する要素なので発芽の時点では無縁です。

 

これで簡単な植物は植えることが可能なので、園芸にチャレンジしたい人は参考にしてみてください!

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いつもご愛読ありがとうございます!

それでは!

【科学雑記】 算数と数学を区別する線引きとは 

 算数において文章問題というのは読むにも解くにも大変なイメージがあります。

 

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 世間では度々、算数の文章問題の計算の順序に異議を唱える場面も見ることができます。

 

例えば、

「6人の小学生に1人4個ずつみかんを与えたい。みかんはいくつあればよいでしょうか?」

という問題があるならば、

4×6=24で正解ですが、6×4=24は不正解になってしまうケースで新聞に掲載されたことがあります。

(1972年朝日新聞より)

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 数学的に言えば、ab=baのいわゆる交換法則によって答えは等しいと主張することができます。

 算数においては広く生活に役立つような考え方を身に着けることに注目しているような気がします。

 

 なので、ミカン4個を6人に与えるのだからミカンの数は4×6。

反対に6人にミカン4個を与えるのだから6×4だとニュアンスが異なります。

 

 文章題における掛け算は「一つあたりの量」×「いくつ分」といった順序が多く見ることができるため、一種の型のようにも見えます。

 これを大切に思っている教育者がいるからこそ、このような報道も取り上げられたのではないかと思います。(賛否両論あると思うのでこの辺で)

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 こういった型にはめた計算から得られる結果を求めるのが算数で、結果は同じでも結果へのプロセスを重視しているのが数学というような印象があります。

 

 みなさんの算数と数学の線引きはどういったところにあるでしょうか?

 気になるところです。

 

 いつもご愛読ありがとうございます!

 それでは!

 

参考文献

大人のための中学数学勉強法

大人のための中学数学勉強法

 

 

【科学雑記】 世にも美しい数学パズル 小町算

 世界三大美女というのはご存知でしょうか?

 その中に日本人の小野小町という人物がいます。

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 この小野小町にちなんだ数学パズルがあることがご存知でしょうか?

 その名も小町算です。

 

 問題などは一度はご覧になったことはあるかと思いますが、どのようなものか見てみましょう!頭の体操にはもってこいです!!

 

1□2□3□4□5□6□7□8□9 = 100という数式のの中に、+,-,×,÷,空白 のいずれかを一つずつ入れて正しい数式を完成させるというものです。

 

 出題者の意向に沿って、×と÷を禁止したり、空白のみ禁止や結末が100でないものもありますが、基本的に□の中に符号を入れるのが基本となっています。

 

例えば、

1×2×3□4+5□6+7×8□9=100

という問題であるならば、正解は…

 

 

 

1×2×3×4+56+7×89=100

という風に埋めます。

 

計算の順序を心掛けながら埋めなければならないので、かなり難しいです。

 

いくらか問題を置いておくので、やってみてはいかがでしょうか?

 1-23+4□5+6□7+89             ×、+

 1□2×34-5+6□7+89             ÷、-

 123□4×5-6□7+8□9             +、×、-

 

答えは…

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いつもご愛読ありがとうございます!

それでは!

【科学雑記】 マグニチュードを考える

 地震の規模を表現するものさしとしてマグニチュード(短縮表現でM)というものがあります。

 規模と言われたらいわゆる範囲のようなイメージもしますし、揺れの強さともイメージすることもできますが震度との関係性もあるため、難しい表現でもあると思います。

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 今、マグニチュードを分かりやすく説明してくださいと聞かれたら、かなりしんどい気もします。

 南海トラフ地震であるとか巨大地震が予測されている現在、正しい地震用語を整理することは防災に繋がると思います。

 

そこで今回は、地震の規模を表すマグニチュードについて見ていきましょう!!

 

 マグニチュード地震が放出したエネルギーの大きさの目安となる値と定義されています。

  地震は基本的にプレートのひずみから起きるのが一般的ですが、簡単な場合分けをしますと縦ずれ断層の場合、「断層の長さ」「ずれの量」「断層の幅」の三つの要因があります。

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その三つの要因が重なり合うことによって届く地震の波も変化します。

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上図ではM7、8の波の範囲領域を大まかに示しています。

 地震波の最大振幅は、震源から離れるほど小さくなります。この震源から離れることによって減衰した地震波を解析することによってマグニチュードを算出することができます。

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 いかがでしたでしょうか?少々難しいかとは思いますが、波の振幅が鍵となります。

数字が大きければ揺れる規模も大きいと解釈しても良いので(地震のタイプには依存する)ニュースや速報を聞いたときにマグニチュードの大きさを見て行動することは防災意識に繋がると思います。

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いつもご愛読ありがとうございます!

それでは!